VRって、波に乗った瞬間がいちばん楽しいんですよね。なのに、そのタイミングで残量警告が出ると、一気に現実へ戻される。あの感じ、かなり冷めます。
私もケーブルを垂らしたまま動いたり、重いバッテリーをポケットに入れたりしてきました。そこで気になったのが、交換してつなぎ直しやすいKIWI design P5000です。
P5000は5000mAhの小型バッテリーを2本で回す前提のモデルです。大容量を1個持つというより、VRの流れを切りにくいことに重心を置いた作りなんです。
バッテリー切れで現実に戻らない|交換式だから流れを止めにくい
いちばん分かりやすい強みは、5000mAhバッテリーが2本あることです。片方を使っている間に、もう片方を充電しておけるので、長めのVRでも区切りを作りやすくなります。
この製品の良さは、ただ延命できることよりも、途中終了を減らしやすいことですね。VRChatや長めの映像視聴みたいに、流れが切れると気分まで切れる場面ほど効いてきます。

しかも交換は、バッグから大きな電源を引っ張り出す感じではありません。後ろ側のバッテリーを入れ替える発想なので、無線の気軽さをできるだけ残したい人にはかなり相性がいいです。
軽いは正義だった|1本約105gだから後頭部が重くなりすぎない
装着型バッテリーで先に気になるのは、やっぱり重さです。P5000は1本約105gとかなり軽めで、見た目よりも首にのしかかりにくいのが安心材料になります。
後頭部あたりに付けると、Quest系の前重心を少し逃がしやすいんですよね。劇的というより、遊ぶ時間が伸びたときにじわっと差が出るタイプの快適さです。
サイズも約93×33×27mmと細身なので、いわゆるモバイルバッテリーの塊感が出にくいのもポイントです。見た目を盛りすぎず、今のストラップに足しやすい感じがあります。
Quest向けだけで終わらない|20W給電と付属品の実用感
P5000は20W PD対応とうたわれていて、VR中でも残量が減りにくい運用を狙いやすいです。高負荷のゲームほど、残量を気にする回数が減るだけで集中しやすさが変わってきます。
内容物はバッテリー2本、充電ベース2台、固定用のマウント類という構成です。最初から2本運用が前提なので、買い足し前提の中途半端さが少ないのは好印象でした。

USB-C機器にも使えるので、Quest専用アクセサリーで終わりにくいのも地味に便利です。スマホやアクションカメラに流用できると、出番がVRの日だけになりません。
先に知っておきたい注意点|どの人にも最適とは限らない
気をつけたいのは、これは一体型バッテリーストラップではなく、今あるストラップへ足すタイプだということです。つまりストラップとの相性や、固定しやすい場所の有無は先に見ておきたいです。
もうひとつは、交換式ゆえの手間ですね。2本を回す前提が合う人には快適ですが、何も考えず装着したい人だと、一体型のほうが分かりやすいと感じるかもしれません。
逆に言うと、今のヘッドストラップが気に入っていて、そこを変えずに電源だけ強化したい人には、この分離型の考え方がかなりしっくりきます。
こんな人には合う、こういう人は少し待つ|最後は運用の好みで決めたい
P5000が合うのは、長時間プレイをしたい人、ケーブルの煩わしさを減らしたい人、そして今のストラップをそのまま活かしたい人です。2本運用が苦にならないなら、かなり納得しやすいと思います。

一方で、できるだけ管理物を増やしたくない人や、装着から充電まで一体型で済ませたい人は少し立ち止まりたいです。便利さの方向が、シンプルさより柔軟さに寄っているからですね。
最終的には、連続プレイ時間を伸ばしたいのか、運用の手間を最小にしたいのか。この判断軸で見ると、P5000が自分向きかどうかはかなりはっきりします。


